腸を整えることは、暮らしを整えることだった

私には、潰瘍性大腸炎という持病があります。仕事のストレスで発症し、体調が悪い日々、気持ちも沈みがちな日々を送っていました。そのような日々を送っていたことで、「健康って、こんなに大切なんだ。」と痛感しました。このブログを始めたのも、そんな経験からでした。
23歳で潰瘍性大腸炎に。管理栄養士でも体を壊す。
給食の委託会社に勤めて2年目の夏、早朝4時から夕方まで働きづめの生活を送っていました。そのような生活が、きっとストレスになっていたのだと思います。ある日突然血便が出ました。
最初は、痔だと思い、特に病院に行く気なんてなかった私。
2か月間も、病気を放置してしまいました。
やっと、病院に行き、検査をすると「直腸型の潰瘍性大腸炎」と診断。指定難病で、一生付き合っていかなくてはならない病気だと宣告されたのです。その宣告を受けたときは、病名がはっきりしてよかった、と安心する半面、「健康」や「食事」について学んできたはずなのに、自分の体とうまく向き合えていなかった、とショックを受けました。
診断後、薬物療法がはじまったものの、精神的に追い詰められうつ状態に陥りました。そのとき、腸の状態も最悪の状態で、腸と脳は密接につながっているんだ・・!と痛感しました。
腸を整えたら、少しずつ心も整ってきた
このままではだめだ、と思った私は、腸活をして腸を整える生活を始めました。
腸を整えることで少しずつ前を向けるようになり、「ここととからだはつながっている」と実感するようになりました。
また、「食べること」から暮らしを立て直した実感から、管理栄養士としての知識が「自分のため」に役立った瞬間でした。
子どもと過ごす日々の中で私を取り戻す
潰瘍性大腸炎と診断されてから、妊娠・出産・育児を経験しました。間違いなく、この経験はわたしにとってプラスになっています。
子育てをしながら病気と向き合う日々は、大変なことも多いですが、息子の写真を撮ること、一緒に旅に出ること、そして書くことで「私らしさ」を少しずつ取り戻すことができました。
このブログで伝えたいこと。
ここは、「食べて、撮って、育てて、旅する私」をテーマに日々の暮らしを綴る場所です。
このブログでは、同じようにお腹に不調や不安を抱えている方に向けて、腸を労わるレシピや心がふっと軽くなる小さなヒントになるようなことをすこしずつ届けていけたらと思っています。
そして、病気と向き合いながらも、子どもと笑いあったり、お出かけを楽しめる日々があること。そんな私の「今」の姿も、写真や言葉で残していきたいなと思っています。
最後に
「食べて、撮って、育てて、旅する私」
このブログは、私の視点から日々を綴る、小さな暮らしのメディアです。
健康って当り前じゃない。
でも、だからこそ、今日もやさしく暮らしていけたらいい。
ここが、そんな毎日を綴る、私の居場所です。
気ままな更新になるかもしれませんが、またふらっと遊びに来てくれたらうれしいです。