潰瘍性大腸炎もちの私が続けている、やさしい腸活3つの習慣【詳しく紹介します】

「腸活をはじめたいけど、何をしたらいいかわからない」
「体調が不安定なときでも無理せずできることを知りたい」
そんな方に向けて、潰瘍性大腸炎歴4年の私が、初めに実践し、続けている「やさしい腸活習慣」を3つご紹介します。この腸活は、お腹に不調を抱える方向けのものになります。
どれも無理なく取り入れられ、腸にも心にもやさしいものばかりです。
低FODMAP食品を選ぶ
腸にやさしい食材を選ぶことは、腸活の基本です。お腹の不調に悩んでいる方にとって、食事は体調を大きく左右する大切な要素です。私は、日々「食べること」と向き合ってきました。そんな私が実践して効果を感じたのが「低FODMAP食」の取り入れです。
FODMAP(フォドマップ)とは、炭水化物に含まれる、お腹に不調を引き起こすとされる特定の糖質の総称です。
FODMAP食品は、腸でガスを発生させたり、水分を引き込んで下痢や膨満感を引き起こすことがあります。玉ねぎ、にんにく、りんご、小麦製品など、日常的によく食べるものが原因となっている場合も。
私が心がけているのは、まずは原因となりやすい高FODMAP食品を1度控えてみること。そして、体調に合わせて少しずつ試してみる方法です。完全に除去するのは難しいので、自分の腸の様子をうかがいながら「やさしい食べ方」を見つけていくことが大切だと感じています。
健康な方の腸活では、水溶性食物繊維や発酵食品を積極的に摂ることで腸内環境を整えるというのが一般的ですが、お腹に不調を抱える人にとっては、これが逆効果になることがあるのです。
腸の状態によって、また人それぞれの腸に合う・合わないはあります。そのため、日々の食事の中で、これは大丈夫、これはだめというのを把握するために、簡単にメモする習慣を取り入れることをおすすめします。
また、よく噛んで食べること、腹八分目を意識することも立派な腸活です。
ラクトフェリンサプリを取り入れる
ラクトフェリンは、母乳や牛乳に含まれる自然の成分で、腸内環境を整える力が非常に強いことで知られています。
この成分は、腸内の悪玉菌を抑制し、善玉菌を増やす効果があり、腸のバリア機能を守ることで免疫力を高めてくれる働きがあります。
また、鉄と結びつきやすい特性を持ち、鉄の吸収を助けるという特徴もあるため、貧血改善にも効果があると言われています。
私は、血便があったことで貧血の状態が続いていました。そのため、貧血の影響で体調が悪い日が続いているという悪循環に陥った時期がありました。腸の土台を整えることで、腸の状態を改善し、貧血も改善するという良い循環をつくってくれたのが「ラクトフェリン」でした。
毎日ラクトフェリンサプリを取り入れることで、腸の調子が安定しやすくなりました。腸内環境が整うことで、便通が改善されるだけではなく、肌の調子や免疫力も向上しました。
毎朝のリズムを整え、腸を温める習慣
腸活のもう一つ大切な習慣が、毎朝のリズムを整えることです。私は、毎朝同じ時間に起きて、決まった時間に食事を摂ることで、腸内のリズムを整えるようにしています。
☑朝の白湯
私は毎朝、起きたらまず白湯を飲むことを習慣いしています。白湯を飲むことで腸を温め、腸内の血行が促進され、腸の動きがよくなります。白湯は腸内をやさしく温め、腸の働きをサポートするので、朝一番に飲むことを欠かしません。
☑決まった時間に朝食をとる
体内時計を整えるために毎日同じ時間に朝食を摂るようにしています。
☑軽いストレッチ
さらに、朝のストレッチで体をほぐすことで、腸の働きがスムーズに。私のお気に入りは、深呼吸しながら腹部を伸ばすストレッチです。これだけで腸内の循環がよくなり、腸が活発にはたらきはじめます。本当に簡単なストレッチで良いのです。
まとめ
腸活は、ちょっとした習慣の積み重ねで、腸内環境を大きく改善できます。
私が実践している「低FODMAP食」「ラクトフェリンサプリ」「毎朝のあリズムを整え、腸を温める」の3つの習慣は、どれも簡単に取り入れられるものばかりです。
腸の調子を整えることで、体調がよくなるだけではなく、こころの余裕も生まれます。ぜひ、あなたも自分に合った腸習慣をみつけて、こころとからだを元気にしていきましょう。