【長野県安曇野市】穂高神社|駅近の落ち着く古社と光の祭り「神竹灯(かみあかり)」

安曇野の中心・穂高駅から近く、ふと立ち寄りたくなる神社があります。それが 穂高神社(ほたかじんじゃ)。私にとっても、旅の途中に「ここに来よう」と思う場所のひとつです。
今回は、穂高神社がどんな場所か、境内で見かける鶏(にわとり)のこと、年末の光のイベント「神竹灯(かみあかり)」、そして訪れる際のポイントなどをまとめます。
穂高神社ってどんなところ?
歴史・由緒
穂高神社は、安曇野市穂高に鎮座し、御祭神は 穂高見命(ほたかみのみこと)。海神族・安曇氏の祖神を祀る神社とされ、古くから信仰を集めてきました。
また、穂高神社の奥宮は上高地・明神池のほとりに祀られ、さらに嶺宮は奥穂高岳の山頂にあるという岩岳信仰と結びついた構造をもつ神域でもあります。
式内社・名神大社とされ、信濃国三宮の格式を持ち、旧社格では国幣小社を経て現在は別表神社とされています。
神社は二十年ごとにご本殿の造り替え(式年遷宮)を行う伝統も持っており、長い歴史を守り続けています。
私の印象・参拝体験
穂高駅から歩いてすぐ。徒歩5分ほどでたどり着ける近さが嬉しいです。
大鳥居をくぐると、空気が変わるような静けさと気配が広がります。参道や拝殿周辺には、緑が深く、風が木々を揺らす音が心地よく響きます。
印象的なのが、神社の境内で にわとり(鶏) を見かけること。神社ならではの風情があり、子どももじっと眺めたり、驚いたり。境内の動物とのふれあいも、ここを気に入ってしまう理由のひとつです。
私は交通安全のお守りをそこで買って以来、大切に身に付けています。
幻想的な「かみあかり」
毎年12月には「かみあかり」という灯りのイベントが開催されます。
竹筒に火を灯し、境内いっぱいに幻想的な光景が広がる冬の特別なひととき。
参拝者がライターを持参して、自分の手で竹の中に火を灯していくのですが、その瞬間もまた特別な体験です。安曇野の冬を彩るおすすめのイベントです。

子連れ・観光におすすめな理由
- 穂高駅から徒歩すぐなので子連れでも安心
- 境内を歩くにわとりが小さな子にも人気
- 無料の駐車場も整備されていて車での参拝も便利
- イベントや季節ごとの雰囲気が楽しめる
観光で訪れた方はもちろん、地元に住んでいても何度でも訪れたくなる神社です。
基本情報(アクセス・駐車場)
- 所在地:長野県安曇野市穂高6079
- 電話番号:0263-82-2003
- 拝観時間:社務所は 8:30~17:00
- アクセス:JR大糸線「穂高駅」から徒歩約3分
- 車の場合:長野自動車道「安曇野IC」から約10分
- 駐車場:普通車約120台分あり(無料)、大型バスも駐車可能
公式サイト:
まとめ
穂高神社は、安曇野の自然と歴史を感じながら、静かに心を整えることができる場所です。
駅から近く、境内のにわとりや大鳥居など、子どもと一緒に楽しめるポイントもいっぱい。
安曇野を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。