潰瘍性大腸炎と貧血の関係と改善策

こんにちは!潰瘍性大腸炎歴4年・管理栄養士のゆいです。
潰瘍性大腸炎と診断されてから、私が1番辛かったのは貧血による倦怠感でした。
朝から体が重く、家事や育児をこなす気力が沸かない、ふと鏡を見ると顔色が悪く、肌もくすんで見える・・
「また今日もだるい」
と感じる日々が続いていました。
貧血の辛さと腸の関係
その原因は、血便による慢性的な鉄分不足でした。
ただでさえ腸に炎症があると、鉄分の吸収が悪くなるため、ますます貧血が悪化。
「このままでは健康的な暮らしはできない」と思い、腸から整えるアプローチを始めました。
潰瘍性大腸炎と貧血の関係
潰瘍性大腸炎と貧血は切っても切れない関係です。
血便によって鉄分が失われるだけではなく、炎症によって腸での鉄分の吸収も低下します。
その結果慢性的な貧血状態になりやすいのです。
私自身も、2か月に1度の通院で血液検査をする際、毎回血色素量の数値が低く貧血と診断を受けていました。
貧血による症状は次のようなものです。
・倦怠感や疲れやすさ:少しの仕事や家事でも息切れする
・集中力の低下・やる気が出ない・だるい:仕事や家事がはかどらない
・顔色が悪い・肌荒れ:夫に常に白いと言われる、鏡を見るたびに落ち込む
貧血があると、健康的な生活が送れない・・と痛感しました。
私が実践した貧血対策と腸ケア方法
そこで、私がはじめたのが、「腸を整えながら鉄分を補う」対策です。
①ラクトフェリンと鉄サプリの併用
ラクトフェリンは、腸内の炎症を抑える働きがあり、鉄の吸収を高める効果もあります。一緒に鉄サプリを摂ることで、腸を守りながら効率よく鉄分を吸収できました。
鉄剤を処方してもらっていたこともあるのですが、体への副作用がありサプリに変更しました。
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②腸の炎症を促す食品は避ける
避けたもの:カフェインを含む飲料(コーヒーやコーラ)、アルコール、辛いもの、揚げ物
積極的にとったもの:発酵食品(ヨーグルト・納豆)、水溶性食物繊維(オクラなど)
③日常生活で心がけたこと
腸を温める習慣をつけた:起きたら白湯を飲む、ハラマキをする、靴下を常に履く
こまめに休憩をする:疲労をためない生活、リラックスの時間、睡眠の質
実際に貧血が改善した変化
この腸ケアと貧血対策を1か月間継続したところ、血液検査の結果が改善し、体調が驚くほど楽になりました。
朝から体が軽くなり、子供とのお出かけも苦痛ではなくなりました。
「貧血が改善すると、こんなに毎日が快適になるんだ!」と
身をもって体験しました。
今は、腸の健康を意識しながら、趣味の旅行やカメラ、家族でのお出かけを楽しめるまでに回復しています。
まとめ
潰瘍性大腸炎と貧血に悩んでいる頃は、毎日が本当に辛かったです。
体がだるいという理由で、家族にも迷惑をかけてしまっていたなあと感じています。
でも、腸を整えながら貧血を改善することで、体力も気力も戻ってきました!
「貧血があると健康的な生活は送れない」と痛感したからこそ、同じ悩みをもつ方にはぜひ試していただきたいです。「腸を整えること」が貧血改善の一歩になります!
このブログでは、潰瘍性大腸炎の体験談やお腹にやさしいレシピの発信もしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。