ペンタサ坐剤を使い始めました。効果や使い方、副作用、体験談レポ

こんにちは。
潰瘍性大腸炎直腸型歴4年、管理栄養士のゆいです。
本日、2か月に1度の受診の日でした!
主治医の先生に、血便が少量あること、軟便であることを相談した結果
「ペンタサ坐剤」
の使用を開始しました!
これから使う方の参考になればと思い、効果や使い方、副作用、実際の体験談をまとめていきます。
ペンタサ坐剤とは?どんな効果があるの?
ペンタサ坐剤は、5-アミノサリチル酸(5-ASA)を有効成分とする薬で、腸の炎症を抑える働きがあります。直腸に直接作用するため、直腸型潰瘍性大腸炎や軽症~中等症の患者さんに使用されることが多いようです。
内服薬のリアルダよりも患部に直接届くので、より効果が期待できると言われています。
リアルダと併用することによって、効果が期待できると先生は仰っていました!
ペンタサ坐剤の使い方
1日1回1個、就寝前に使用するのが一般的のようですが、自分で決めた時間帯に毎日使用するように言われました。
薬は、グレー色なのですが洋服に付着すると落ちにくいと言われたので注意です。

私が試したコツ
・少し薬を濡らしてから挿入するとスムーズ!
→そのままだと摩擦で痛みを感じたため、水で軽く湿らせると入りやすくなりました。また、ワセリンを塗ってから挿入すると痛みを軽減できます。
・薬を入れた後はすぐに横になると漏れにくい
→できるだけ長時間とどまるように横になるのがコツです。
ペンタサ坐剤の副作用
使用中に気になる副作用は以下のようなものがあります。
・肛門の痛みや刺激感(初めてだったので痛みを感じました、先生が言うには慣れれば痛みはでなくなるとのこと)
・腹部の不快感や下痢(使用後、排便感がありましたがなんとか抑えました)
実際に使ってみた体験談
最初に使用したときは、挿入時にかなり痛みがありました。坐剤を入れたあともしばらくは痛みが続いて(肛門部分が熱い感じ)、「これ大丈夫?」と心配になりました・・
ただ、5時間ほど経過すると痛みが和らいできたのでおそらく薬が溶けて、効き始めたのだと思います。
痛みを伴うので、就寝前に入れるのがいいのかなと思いました。
私は、子育てをしている中での服薬なので、ゆっくり落ち着いてできる時間が子供を寝かしつけてからになってしまいます。
夫に協力してもらい、寝かしつけ前の絵本タイムは夫に子供を任せて、その時間に坐剤を入れるようにしました。そのようにすることで、坐剤を入れた後すぐに寝ることができます。
起きた状態だと、薬が漏れやすいということがわかったので、横になれるタイミングでの使用をおすすめします。
また、横になっていても、少量薬が漏れてしまっていたのでしっかりと薬を挿入する必要があると感じました。薬が漏れることにより、かぶれてしまうというお話もあったのでワセリンなどで保湿すると良いと思います。
リアルダは内服薬のため腸に届くまで時間がかかることや、薬の成分が直腸まで届くかわからないということでした。ペンタサ坐剤は、直腸にダイレクトに効く分、炎症抑制効果が早いと感じました!
ペンタサ坐剤を使用する方へ
・最初は痛みを伴う場合があるけれど、徐々に慣れるかと思います
・薬を入れるときは少し濡らすとスムーズに入ります。
・痛みが続く場合は医師に相談を!
直腸型潰瘍性大腸炎は、局所治療が効果的とのこと。ペンタサ坐剤は即効性が期待できるので、辛い症状が少しでも和らぐことを願っています。